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元最高裁判事・才口千晴氏が死去 弁護士任官で4年8カ月在任、重大判決に存在感
弁護士任官の最高裁判所判事として重要な判決に携わった才口千晴氏が4月17日に亡くなった。最高裁や日弁連など複数の関係者が明らかにした。85歳だった。長野市出身。
複雑化する司法試験、2023年は在学中受験が3分の1占める “ロースクール離れ”は防げるのか
裁判官、検察官、弁護士(法曹三者)になるための“登竜門”とされる司法試験の合格発表が2023年11月8日にあり、合格者数は1781人、合格率は45.34%だった。
「法廷録音」裁判所認めず、国選弁護人が別事件でも不服申し立て
大阪地裁であった刑事事件の初公判で、法廷内での録音を求めたのに認められなかったことを問題視して、事件を担当する国選弁護人が12月9日、不服を申し立てた。刑事訴訟規則47条2項や同215条は、法廷での録音について裁判所の許可が必要としている。
迷走する司法試験…「ロースクールって意味ある?」「予備試験こそ本命」学生たちの本音
司法制度改革の”目玉”として注目されたロースクール開校から20年。多様な人材を確保しようと未修者コースをもうけたものの、思うように合格率は上がっていない。当初は合格率7〜8割との触れ込みで「自分も文系最強資格が得られるのでは?」と夢見た者もいた。
「相続土地国庫帰属」、負担金は20万円が基本 政令案のパブコメ募集中…9月4日まで
相続・遺贈によって取得した不要な土地について、一定の負担金と引き換えに国が引き取る相続土地国庫帰属制度が2023年4月27日に始まる。
76期の新人弁護士、6割強が東京三会に所属 ゼロの単位会は8つ
76期司法修習を終えた新人弁護士の登録が進んでいる。昨年12月14日の一斉登録から約1カ月が経過した1月19日現在、日弁連への新規登録者は1144人。このうち、東京三会に6割強の708人が新しく所属した。一方、現時点で新規登録数が0人の単位会も8つあった。
「逮捕された人、無料で支援」30周年迎えた当番弁護士制度、残された課題は?
当番弁護士制度が全国に広がって30年を迎えたことを記念した日弁連主催のシンポジウムが9月6日、都内の弁護士会館であり、制度設計に携わった弁護士らが歴史や課題を語り合った。
弁護士法人が法テラスに事実上勝訴 事件終結後に交付金減額、返還求められる
事件終結後に出された、立て替えた着手金等の半額を返還するよう求める決定をめぐり、青森県の弁護士法人と日本司法支援センター(法テラス)が争っていた裁判で、このほど調停が成立した。法テラス側が請求を放棄することになり、返金は不要となった。
裁判で国が盗聴、「他の事件でもやっているのでは」弁護士から怒りの声【オピニオンまとめ】
非公開の弁論準備手続を、被告である国の指定代理人が録音した「盗聴騒動」をめぐり、弁護士から非難の声があがっている。
短答式、合格者は2958人 前年比191人減 司法試験
法務省は8月1日、司法試験と予備試験の短答式試験の合格者数を発表した。