この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
当初は，相続人である親子について依頼を受けていたが，親の認知症が進み，途中から成年後見人がついた事例。
解決への流れ
親子にそれぞれ代理人がついたことで主張・立証が整理され，成年後見の実態をふまえた代償分割（子がいったん遺産をすべて取得し，流動資産としての代償金を親に支払う）といった柔軟な対応が取れた。
50代 男性
当初は，相続人である親子について依頼を受けていたが，親の認知症が進み，途中から成年後見人がついた事例。
親子にそれぞれ代理人がついたことで主張・立証が整理され，成年後見の実態をふまえた代償分割（子がいったん遺産をすべて取得し，流動資産としての代償金を親に支払う）といった柔軟な対応が取れた。
本件は膠着状態で２年以上進まない中，親に成年後見人が就任したタイミングで新たに受任した事件でした。成年後見人の立場もふまえた話し合いを密に行い，親に対する療養看護もふまえた遺産分割を行うことができた事例でした。遺産総額は１５００万円ほどでしたが，このくらいの額の遺産分割が最ももめるというのが実感です。遺産が少ないからということで尻込みしたりせず，遠慮することなく弁護士へ相談しましょう。