犯罪・刑事事件の解決事例
#遺産分割

遺産相続(反目する兄弟間の遺産分割フルサポート)

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伊藤 蔵人 弁護士が解決
所属事務所藏王法律事務所
所在地東京都 目黒区

この事例の依頼主

60代 男性

相談前の状況

相続人である兄弟が、被相続人の自宅であった東京23区内の土地建物や郊外の別荘等の不動産、上場会社株式等の有価証券などから構成される遺産を相続しました。しかし、兄弟間の長年にわたる感情的な対立が原因となり、相続人間の話合いができなかったため、被相続人の自宅や別荘は空き家のまま放置されるなど、遺産が塩漬け状態に陥っていました。

解決への流れ

兄弟の一方から依頼を受けて、遺産分割協議、及びその後の換価分割など事後処理を含めて受任ました。まず、家庭裁判所に対し遺産分割調停を申立て、相手方との間で、各不動産の換価分割を含む合意を成立させました。調停終了後も、引き続き相手方との調整を図りながら、税理士、司法書士、不動産業者や解体業者など必要な士業や業者も適時に紹介することによって、各不動産の売却・売却代金の分配を含む遺産分割を結了しました。

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伊藤 蔵人 弁護士からのコメント

全相続人にとって経済的にメリットが大きいにもかかわらず、長年にわたる葛藤が邪魔をして、当事者同士では話し合うことが困難なケースはよくあります。その結果、遺産分割協議を進めることができない状況に陥っているという状況もよくお見かけします。そのような場合には、弁護士に依頼し、遺産分割に向けた手続を委ねることが適切です。また、遺産分割の結了には、不動産の売却・登記、株式名義の書き換え、税務処理などの手続が生じ、これらを任せる専門家や専門業者を探すことも必要になりますが、弁護士に手続を依頼することによって、信頼できる専門家や専門業者の紹介を受けることも可能となります。