この事例の依頼主
女性
相談前の状況
熟年離婚において、ご依頼者(妻)が強く離婚を希望し、ご相談にいらっしゃいました。夫の預貯金等資産が不明であり、離婚時に貰える財産分与の金額が幾らなのか分からない状態でした。離婚後の生活の目途が立たないという不安から離婚に踏み切れないというご相談でした。
解決への流れ
離婚調停を提起した後、法的に可能なあらゆる手段を通じて夫の預貯金等資産を明らかにしていきました。結果、ご依頼者の満足のいく財産分与を勝ち取ることができ、離婚を踏み切ることができました。
近年、熟年離婚が増えております。子育てを終えたタイミングや定年を機に「第二の人生を歩みたい」という方からのご相談が多いです。離婚は、夫婦で過ごした年月が長いほど、共有財産が増え、年金額も変わり多くの経済的な問題がついてまわります。経済的な不安から離婚という選択肢を前にお悩みの方も多くいらっしゃいますが、「離婚したら一体自分はどのくらい手に入るのか」を知るためにも、一度離婚に詳しい弁護士へご相談ください。本事例の依頼者からは、「このように解決できるのであれば、もう少し早く離婚に踏み切っても良かった」と感謝の言葉を頂きました。